実録 社内SEはこんな人々と戦っている 2/3



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3. (半端に)ITに詳しい人


どこの会社にも社内SE以外でもITに詳しい人というのはいるものです。
そういう人は何かシステム的な説明をしても理解が早くて助かることも多いのですが、
なまじっか知識があるために問題になることも多いのです。
よくあるのは次のようなケースです。

  • 勝手にWebストレージサービス(個人用)を使う
  • 勝手に無線LANのアクセスポイントを追加する
  • 勝手に自作Excelマクロを業務に組み込む
  • 勝手にメモリ増設
  • 勝手にNASを導入
  • ・・・

同じフロアの話であればまだ気づく余地もあるのですが、
物理的に離れている事務所などがあると
ある日勝手にNASが増えていたり、無線LANが増えていたりなどの
サプライズに出くわしたりします。

彼らからすれば便利だから、とか既存のインフラじゃ仕事にならんとか
思うところがあるのでしょうが、管理するこちらとしてはたまったものではありません。

セキュリティなど露ほども考えていないので、無線LANをWEPで繋いでみたり、
業務の全体最適など意識しないので、
業務フローに勝手に自作マクロを組み入れてみたりなど頭の痛い問題を引き起こします。
相談してくれればまだどうにかなるのですが。

対策

こういった人々が問い合わせてくれれば、それは禁止です、とか検討してみますとか
言いようもあるのですが、多くの場合ステルスで事態は進行するので、
やはり有効な対策としては会社のルールとして明文化することです。

それはルール違反ですと言えれば流石に止めるでしょうし、
それでも止めなければその上司から言ってもらうこともできます。

相手とのパワーバランスにもよりますが、明文化されたルールは強いです。
会社全体のルールですから。
逆に明文化されたルールという後ろ盾がないと、矛先が鈍ります。

明文化されたルールがない?それなら上司に掛け合って作ってしまいましょう。

4. 説明が途中の人


質問をされた時、問題のヒアリングや関連する資料、伝票をその場で確認したりします。
その方が問題が理解し易いので。
ところが、資料を探したり伝票を検索している内にどこかへ行ってしまう人がいます。
・・・・おーい。

自分の席に戻って仕事を続けてることが多いです。
電話が掛かってきたとかならまだ分かるのですが、
現象のヒアリング中確認中に帰っていくて一体問題を解決したいのかしたくないのか。

こちらも自分の作業を中断して調べてるのに、それに対する態度がこれってのは酷い話です。
そして、しばらくすると分かった?なんて聞いてきます。

いやいや必要な情報ないから調査できないよ!
お忙しいのかもしれないけど、こっちも必要な情報なけりゃ動けませんぜ。
リスペクトなさ過ぎ。

対策

この手の人には毅然たる態度で臨むことです。
途中でどこかへ行ってしまうなら、そこで調査は中断です。
必要な情報が聞けていないのだから当然です。

この時決してこちらから聞きに行ってはいけません。
一度聞きに行けば次回以降も聞きに来てくれるだろうと舐められます。
(もちろん、一通り聞いてから調査の上で不明な点があれば聞きに行きます。
あくまで説明を一方的に途中で切られた場合です。)

再度聞きに来たら当たり前の顔で続きを聞けばいいんです。
文句を言われたら、そちらが途中でどっか行ったんでしょう、と言ってやりましょう。
理はこちらにあります。

次回へ続く